今回からは,対になるような路線について書いていく。
塩尻駅は,昭和60年ぐらいまでは現在地の南東にあったので,その連絡線は,かつての西線の正式な線路だった。
中央東線の東の起点である東京と高尾との間を走る通勤列車に乗ったことで「中央東線に乗った。」と思う人はほとんどいないだろう。しかし,東京駅や新宿駅で発着する「あずさ」や「かいじ」に乗れば,仮に東京と高尾との間にいたとしても,「中央東線に乗った。」と感じるのではなかろうか。
同様のことは,中央西線の名古屋と中津川との間にもあてはまる。