中央東線と中央西線

 今回からは,対になるような路線について書いていく。
 中央本線は,塩尻を境にして中央東線中央西線に分けられる。その2つは,正式名称ではないが,塩尻駅の時刻表にはその文字がある。
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 塩尻駅ホームの南端の中央東線(左)と中央西線(右)
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 中央東線中央西線を直通する列車は,稀にある臨時の旅客列車と貨物列車だけだ。塩尻駅構内の南端にその連絡線がある。
 塩尻駅は,昭和60年ぐらいまでは現在地の南東にあったので,その連絡線は,かつての西線の正式な線路だった。
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 中央東線の東の起点である東京と高尾との間を走る通勤列車に乗ったことで「中央東線に乗った。」と思う人はほとんどいないだろう。しかし,東京駅や新宿駅で発着する「あずさ」や「かいじ」に乗れば,仮に東京と高尾との間にいたとしても,「中央東線に乗った。」と感じるのではなかろうか。
 とは言っても,中央東線らしい車両と言えば,現在では高尾より西で活躍する211系だろう。甲府駅にて
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 同様のことは,中央西線の名古屋と中津川との間にもあてはまる。
 中央西線でも211系が活躍しているが,上記の名古屋と中津川との間である。中津川駅にて
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