この5日前に京都女子駅伝が降りしきる雪の中で行われたので,京都にも雪が残っているかもしれないという心配が現実を帯びてきた。
降り立った京都は,ぽかぽかとしたものだった。
ここからは文章が主体になってしまうが,ちょっとえらい目に遭った。
何の疑いも無く205系統のバスに乗った。目的地は西方向なのだが,反対の東方向へ行った。「あれっ?」と思ったが,すぐに左折したので,「七条通りに出てから左折するだろう。」と思ったら直進。「循環バスだろう。」と思い,四条河原町交差点で左折すると思ったがまたもや直進。本能寺を横に見て京都市役所がある交差点でも左折せずに直進。その内にバスの中の目的地表示に「金閣寺」の文字が。
「こんなのに乗っていたら定刻に遅れてしまう。」と思い,荒神口バス停で下車。すぐに京都駅行きバスに乗って戻った。
バスを待っていたら時間が過ぎてしまうので,タクシーに乗った。
運転手さんに顛末をぼやくと,「205系統は,循環であることは間違いないが,内回りと外回りがある。」とのこと。案内書にはそんなことは何も書かれていなかった。
塩小路通りを走っている時に,タクシー運転手さんから「京都は,〇条通りの間に△小路通りがある。」との説明。伊東甲子太郎が新選組に襲われた油小路がすぐに浮かんだが,梅小路が浮かんだのはタクシーを降りてからだった(不覚)
バスの車内放送で七条のことを「ななじょう」と言っていたことが気になっていたので聞いてみた。「『しちじょう』だと『しじょう』と聞き間違えるので敢えてそういう場合があり,四条も『よんじょう』と言う場合がある。」
掛川駅南口の店で安い切符を買って往復で640円を浮かしたが,差し引きで900円も損をしてしまった。