今回の山行は,エコーバレースキー場からの周回を久々にやってみたかったこともあるが,もう1つの目的があった。
2010年に鹿の食害によってニッコウキスゲが壊滅し,2011年からは電気柵の中ではニッコウキスゲが花を咲かせていたが,大門峠の西方にあたる1641m峰の周辺でも細々ながらもニッコウキスゲが花を咲かせていたのを昨年に確認した。下の写真がそれである。
「電気柵が張られていない大笹峰・山彦ノ耳・殿城山ではどうだろうか?」ということを確認したかった。
見た花は,たった1輪。これでは,ニッコウキスゲを見に行く意味が無い。