天文

天体写真-月編

流星,彗星,星座に続いて,今日は月の本。 実際には,読み込んだ印象が無いのだが,天体写真の本と重ね合わせることによって,役立っていたのかもしれない。この本も星座の秋冬編と同じくオリオン座が表紙になっている。 月の撮影は,本ブログで紹介したば…

星座の本

星座にまつわる話,星雲・星団,二重星・連星などが紹介されている。 春夏編の表紙は,銀河系の中心であるいて座の方向。散光が多い領域だ。 秋冬編の表紙は,オリオン座。最もわかりやすい星座だ。この星座にウルトラマンの故郷であるM78星雲があるが,…

彗星の本

一昨日と昨日は流星の本について書いたので,今日は彗星の本。誠文堂新光社は,誠文堂と新光社が合併してできた出版社。表紙は,1976年に出現し,「20世紀最美」と言われたウエスト彗星。 次いで地人書館。「天地人」という言葉がある。それから「天」…

流星群に思う2-しし座流星群編

昨日紹介した本と同様に流星観測の解説書。こうした本を読んでも,実際には流星の観測はほとんどしなかった。天文愛好家としての一般教養という感じで本を買っていたこともあるし,あまたある天体及び天文現象で,流星よりも好んでいたことが他にあったから…

流星群に思う1-一般編

毎年この時期に新聞やテレビなどで「ペルセウス座流星群」が話題になるのはすっかり定着した感がある。 1998年のしし座流星群騒ぎの時は,行きつけの写真屋の主人が開口一番「流れ星がもっと雨のように流れると思っていましたよ。」と言ったのを覚えてい…

次の金環日食

金環日食1周年から10日ほどが過ぎ,「またしても金環日食か?」という感じだろうが,天文において私を師と仰ぐ方がいると聞いて(^^;),それならばちょっとした講釈を垂れてみようかと。(^_^)v 写真は,本文とは直接には関係無い。 さて,次に日本で起こる…

あれから1年

昨年の5月21日,私が20年以上も待ち焦がれていた天文現象があった。言わずと知れた金環日食。 欠け初めは,曇って見ることができず,小雨まで降り出す始末で,正直なところ諦めた。 しかし,それから奇跡の1時間半が訪れた。 太陽に大きく入り込んだ月…

金星の組み写真

金星を昼に見るようになっていろいろな形を写真を撮るようになった。 下の写真は,それらを組み合わせた物。要するに「金星の位相変化」で,金星の大きさと形の関係が非常によくわかる。使った望遠鏡は,大学の口径10センチの屈折望遠鏡。接眼レンズは,H…

金星についての思い出

幼少のころから漠然と天文には興味を持っていて,小学校高学年の時には学校の図書館にある天文関係の本は,すべて読んだ。とは言っても,天文学者に類する伝記のような物を含めて10冊にも満たない冊数だと思ったが。 中学生になった時に『天文ガイド』とい…

後悔

ぼけた写真で申し訳ないが,大学時代に天文雑誌に載った天体写真である。 これは,月が古い月から新しい月に移り変わる(「朔(さく)」という)時から24時間ほど経ったばかりの新月である。月齢で表すと1.0。 大学時代は,こんな細い月を見るという天文屋…